◆自民党・山本一太はフジテレビ報道２００１で、　
子供手当て法案において、所得制限を加えるように主張している。　

１）、
たぶん国民の多くは高所得者に対して同額を配る事に関してこう考えている。　
人は妬みを持つものだ。特に金持ちはそれだけで妬ましい。
金持ちに配っても、その金は預金されるだけだろう。
たとえば、親が愛人のプレゼントに使うかもしれない。
だから「所得制限を設けるべきだ」という考えが国民の多くが持つだろう。
議員自身は、この議員の最重要の命題として選挙で勝たねばならないと考えている。
だから、比較して大目の国民の意見に近いところでないと票が取れない。
個人的には国民が愚かだなぁと思っていたとしても、その愚かな国民の票が欲しい。
だから自分は国民の意見を汲んで、「所得制限を設ける」という意見を言う。

だが本音は、
属している自民党でも同じ意見の議員が多いから、彼らと一緒に徒党を組もう。
こうすれば票が取りやすい。

この山本一太議員の我欲が、残念な結果を生む。

簡単な話：　
・所得制限するには、いくら以下なら配るのかという基準を決める必要がある。　
・そのために手間がかかる。　
・制度化したら、誰かがその事務をやらねばならない。
NPOでもボランティアでもできない。公務員にするのか新設の特殊法人あるいは民間企業にしろ
給料を払って雇い入れて作業させる組織を作る必要がある。　
・問い合わせの窓口を大きく用意する必要がある。
・配るほうの手間が増えるということ。
・貰う人は所得を低く申告しようとする。隠蔽する可能性もある。貰うものは貰いたい。
・貰うほうはそれを貰うため、停止されない方法を考える手間が増える。
・配るほう貰うほう両方が、窓口に押し寄せ混乱する。　
・その時間は無駄だ。　

子供手当てに限らず、BI（ベーシックインカム）は次の利点がある。　
・一様に配ることにより、制限を加える基準の必要が無い。　国会での議論の無駄を省く　
・一様に配るので口座さえあれば、一瞬で配布できて、無駄な人が不要　　
・口座で配れば、印刷する必要が無い。　
・口座は旧制度の郵貯を使えばよい。　すでに皆持っている　
持っていなければ作ってやればよい。
・旧の郵便局制度に戻せばよいかもしれない。　

これにより



ところで、
フジテレビの解説員は、どうして政局話にしたいらしい。
「ねじれ国会ですがどうですか」？的な話ばかりだ。

非常にレベルが低いな。

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