チェルノブイリ原発事故 動画一覧
抜粋
概要
・事故現場に向かった消防隊と報道者の死亡
・周辺住民は1日で100レントゲン(1000ミリシーベルト)を被曝、4000ミリシーベルトで命を落とすといわれています。
・事故発生後30時間後にやっと避難命令(すでに被曝し生涯通院)
・住民には放射性ヨウ素による内部被曝を防ぐためのヨード剤の配布
・避難しなかった住民はのちに全員亡くなった
・事故現場では放射性粒子の拡散を防ぐため、ヘリから炉の上へ多数の砂袋が投下された。
・作業にあたったパイロットと兵士は多量の放射線を浴びでしまう。
・チェルノブイリ原発事故の3日後、衛生により事故現場が撮影され、やっと事故を公表した。
・周辺住民の安全は風向き次第だった。
・事故により30km離れた森でさえ枯れた。雨により放射能物質が降り注いだ。
・政府は事態を過小評価していた。
・雨による放射能汚染の範囲は周辺の国をも巻き込んだ
・熱された燃料は水で冷やすと爆発するために2400トンの鉛を投下。
・投下するために事故現場を飛んだパイロット600人は全員亡くなった。
・熱された燃料と水がもし触れてしまった場合大爆発を起こし、欧州全土が汚染されてしまう危険がある。これは福島原発事故でもメルトダウンした場合に起こりうる爆発と同様のものです。
・熱された燃料が水に触れないようにするため、チェルノブイリ原発の地下を掘り進むために1万人の労働者を集めて作業した。
・作業者の2500人が40歳までに死亡
・作業員はみんな30~60レントゲン(300~600ミリシーベルト)程度の被曝と公表されたが、実際はそれ以上だった。
【参考】福島原発事故の作業員の限界被爆量は250ミリシーベルト
・石の棺である石棺の設計開始はチェルノブイリ原発事故から3ヶ月後
・爆発によって飛散した破片はロボットで除去するよう作業していたが、放射能の影響で、動かなくなった。
・のちに人間が作業するしかなく、いわゆるバイオロボットとして動員された。
・破片は手袋をして持つだけでも夜には手が動かなくなるほどの激痛なほどの放射能量だった。
・作業時間は一人10分。それ以上やると危険だった。
・除染作業員のほとんどが放射能障害を持ち、以後通院生活を余儀なくなれた。
・周辺住民の被爆量の基準値は5倍まで引き上げられ、多くの者が被曝した。
・石棺が完成するまでは7ヶ月かかった。
・公式発表では犠牲者は59人だが、現場作業員50万人と避難した13万人に対して調査を行ったことがないので、実際は2万人以上。
・事故に関する数々の隠蔽
・事故処理に責任者レガノフは被曝した人々のうち4万人がガンにより死亡すると結論づけたが、政府はこれを4000人として発表。
・レガノフは2年後に自殺。
・Y・バンダジェフスキー博士は放射能と疾患の関連性を研究し、論文を発表すると別件で5年間の懲役、逮捕となった
・放射能被曝は子孫にも影響する。
・自国がパニックになるのが嫌だったため周辺諸国は被曝の恐れがないと嘘の発表を繰り返した。
・20年たった今でもチェルノブイリには人は住めない。
・土壌汚染の放射能物質は5年で5センチ沈み植物を汚染。
・土壌汚染を除染するには土をすべて掘り起こし、密閉容器に入れるしかない。不可能
・周辺住民はのちに汚染食品をたべて1152人が小児ガンになった。
チェルノブイリ原発事故の動画まとめ
非常に衝撃的な内容でした。福島原発事故でも爆発の危機が何度もあったこと。さらに現在もその可能性が低くなったものの爆発の恐れがあることを考えると、いろいろな情報を知っておいたほうがいいと思い、記事にしました。
いたずらに危機感を煽るのは良くないことですが、いろんな情報を知った上で判断したほうがいいと思ったからです。
動画では「福島原発事故がもしもチェルノブイリ原発事故になった場合」にどうなるのか?については非常にわかりやすいものだったと思います。
チェルノブイリ原発事故では作業員の被曝に対してきちんと対策されておらず、被爆量も曖昧でした。
福島原発の作業員の方も汚染水での被曝や現場の食事や現場での指示等など、かなり雑な部分が発表されています。
もう少し作業員のことを考えて東電や政府はもっとしっかり指示命令をしてこのようなことがないようにしてほしいと思います。
また、チェルノブイリ原発事故では自国だけでなく周辺諸国でさえ被曝の事実を隠蔽していました。
のちにフリージャーナリストの活動により様々なことがわかってきました
放射能被曝の被害はただちに発症することが少ないため、実際にはわからない部分が多く、なかなか危機感が持てないと思います。
ですが、実際には想像以上のものであります。東京都や千葉、神奈川の方々などは危機感を持っていなくてもまだ大丈夫だと思いますが、30km以内の避難範囲でまだ避難していない方やSPEEDIで発表された風向き次第で100ミリシーベルトを超える被曝の危険があった範囲の方々は必ず放射能の危険性を把握しておくことはとても重要なことだと思います