（元は２０１１年８月）

民間の努力：
 
国や自治体や民や企業はお金・通貨・貨幣を作ることはできない。誰かから貰って来るだけだ。

国や自治体や民や企業がどんなに働いても通貨は増えない。ただし借金すれば別だ。世の中の通貨は誰かの借金である。
 
国や自治体が特定の企業に公共事業をするとどんな無駄でも市中に通貨が増えるが関わらない人には直接的には何の恩恵も無い。 
 
国や自治体が支出を一切無くしたら市中は通貨の量は削減した分の通貨が減り不況になるだけ。  
 
国や自治体が無駄な支出を一切無くし公務員給与もゼロにし全員ボランティアにしたとしても市中全体では通貨の量は削減したぶん減り通貨が減っていきいずれデフレになる。 
 
国や自治体が税率を上げて市中から吸い取り、どれほど有意義なところに配ったとしても市中全体では通貨の量はまったく変わらない。
 
民間が国や自治体に無駄使いさせても有効に使わせてもどちらでも、使わせた分が市中に出回り通貨が増える。 
 
民間が民間企業に投資をして配当で儲けたとする。でも市場のお金はまったく増えない。自分が増えた分企業が持つ金が減るだけ。
 
民間が何か投資をしも貨幣はまったく増えない。誰かに貸して市中で移動しただけだ。 
 
民間が貯金すると退蔵されるだけ。民間の使う金がその分減るだけ。景気には毒。 

民間がどれだけ必死に物を作って民間に売っても、お金は市中を廻るだけで、貨幣は決して増えない。しまいに集まるところに集まるだけ。
 
経済が動けば通貨はいずれ偏る。これは貧富を生む。賃金労働してこの通貨を目当てに民は人生を掛けて壮大な椅子取りゲームをしている。 　　
　
民間がどれだけ必死に物を作って売っても市場に有る貨幣以上の品物は買うことができない。ただし日銀か政府発行で金が出れば別。　
　

[3回]